スイープ振動

超音波発振器からコンバーターへ印加される電気的 発信周波数30kHz~38kHzの範囲において、1秒間に20~100回の往復させる超音波振動の事をスイープ振動と呼びます。振動させる金属体はその形状の複雑性から固有振動数をチューニングして設計加工させることは非常に困難である為、

スイープ振動とは

従来式の共振周波数振動の場合

1.従来方式の共振周波数(要チューニング)におけるふるいリングの共振方式では、金属の固有振動数が少しでもずれると負荷が高くなり器具への発熱を引き起こし振幅低下を引起します。

また、スクリーン表面への強弱波目を発生させ、ヒートポイント(強部)・粉体 停滞(弱部)を引き起こし寿命を縮める原因となります。

スイープ振動:アーテックスイープ振動の場合

アーテック変動周波数帯振動の場合

2.アーテックの最新技術「スイープ振動」方式により、リングの固有振動数に左右されず、複合的な周波数振動によりスクリーン全面へ大小様々な複合振幅を 発生させ、従来よりも高いふるい効率をもたらし安定した運転を可能と致しました。

スイープ振動を利用した応用例

超音波メッシュ洗浄 例

超音波メッシュ洗浄例

ホッパー装着 例

ホッパー装着例

ふるいテストサンプルがございましたらお気軽にお申し付け下さい。

To top